【地域医療を支える新しい力】経験を力に、一歩ずつ確かな看護師への道を歩む

先輩看護師と新人看護師の対談企画。今回は、看護師(4年目)の黒柳朋香(くろやなぎともか)、看護師(2年目)の工藤美結(くどうみゆ)をご紹介します。
※入職年数は取材当時のものです。
看護師として成長するために大切な姿勢や 支えについて教えてください。
工藤 私は1年目のころ、患者さんの痛みや苦しみに寄り添いたいという気持ちが先行して、「無理はさせたくない」と考えてしまいがちでした。でも、外科では術後のリハビリや離床が重要な場面も多く、あえて「動きましょう」と伝えることが患者さんの回復に必要なこともあるのだと学びました。
黒柳 本当ですね。優しさだけでなく、正しい判断が必要なこともありますよね。私も、看護師は資格を取ったら終わりではなく、日々が勉強だと実感しています。当院の4東病棟は、外科・脳神経・泌尿器・形成・皮膚科の5つを担当しているので、疾患も多彩で本当に学ぶことが尽きません。
工藤 特に最近は、ロボット支援手術も始まりましたし、術後の管理も新しい視点が求められますね。
黒柳 だからこそ、私は新人のときに尊敬できる先輩を見つけて、その人の働き方を真似しながら学びました。そうした「目標となる存在」がいると、日々の励みになりますよね。
後輩を支える役割と、これからのキャリアについてお聞かせください。
黒柳 私自身、4年目になってから少しずつですが、後輩と関わる機会も増えてきて、これまで自分が教わってきたことを、今度は伝える側にならなければと感じています。実は今、ストーマのマーキングに関する資格取得も検討していて、外科の専門性を少しずつ深めていきたいなと思っています。
工藤 黒柳さんは、後輩が困っているときにさっと声をかけてくださるので、本当に心強いです。
黒柳 ありがとうございます。私が一番大事にしているのは、「一つ一つを丁寧にやること」です。たとえ短い入院期間でも、信頼関係が築ければ、患者さんから思いがけない話をしていただけることもあります。
工藤 私も最近になって、「わからないことをそのままにしないでちゃんと聞く」ことが、患者さんに安心してもらえる看護につながると実感しています。周囲にそうした雰囲気をつくってくれる先輩がいるからこそ、安心して学べているんだなと感じます。
2人のプロフィールを紹介します!
先輩看護師(4年目)黒柳朋香(くろやなぎともか)
愛知県西尾市出身。歯科助手を経験したのち看護師の道へ。旅行とライブが趣味です。

新人看護師(2年目)工藤美結(くどうみゆ)
愛知県刈谷市出身。祖母の介護経験を機に看護師を志願。休日はドライブでリフレッシュ。

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