西尾市民病院

【地域医療を支える新しい力】地域に根ざした当院の魅力は、多職種連携の強さ

初期臨床研修医と看護師の対談企画。今回は、初期臨床研修医（１年目）の千住篤史（せんじゅうあつし）と、看護師（２年目）の松崎拓海（まつざきたくみ）をご紹介します。

研修医１年目の千住医師、入職２年目の松崎看護師、実際の医療現場に出て、何を感じましたか？

松崎　僕は地域包括ケア病棟に勤務しています。入職以来、先輩方が新人を非常に気に掛けてくださる環境に感謝しています。指導は優しく丁寧でありながら、必要なときには厳しい意見も伝えてくれるため、非常に学びの多い職場だと感じています。

千住　僕は、コメディカルの皆さんから医師へのサポートが非常に手厚いことを日々実感しています。特にベテラン看護師の方々は経験豊富で、救急患者さんに必要な対応を早く見通せる一方、診療の指示を出す医師をしっかり立てつつサポートしてくれるため、気遣いに感謝しています。

松崎　コメディカルについて言えば、患者さんの経過を見て、今後の治療方針を多職種でしっかり共有して連携を取っている点も素晴らしいと思います。

千住　僕は研修先を選ぶ際、ここの救急外来の見学で多職種連携の雰囲気に感銘を受け、当院を選びました。今、それを実際に体感しているところです。

これから先どんな医師、看護師を目指しますか？

千住　医療提供において、医師一人でできることは本当に限られています。そのため、コメディカルの皆さんに「この人となら働きやすい」と思ってもらえる医師でありたいと考えています。連携がうまく取れないと、患者さんにとって不利益になるからです。

松崎　僕は、患者さんから頼られる看護師を目指しています。患者さんから「あなたなら何でも話せる」と思っていただけるような存在になりたいですね。それは無理に聞き出すのではなく、患者さんの思いを自然に引き出せる看護師のことだと思います。

千住　確かに、患者さんの声や思いを聞くことはとても大切ですね。それがより良い治療に繋がると、僕も思います。

松崎　まさに地域に根ざした医療を提供する、当院ならではの地域医療ですね！