【地域医療を支える新しい力】患者さんに寄り添い歩むプロフェッショナルをめざす
初期臨床研修医と看護師の対談企画。今回は、初期臨床研修医(2年目)の増田尚人(ますだ なおと)と、看護師(2年目)の稲垣美咲(いながき みさき)をご紹介します。
2人とも当院で2年目に入りますが、印象に残っている出来事はありますか?
増田 僕は初期臨床研修医2年目で、各診療科と救急外来で勤務しています。その中で感じることは、教科書で学ぶことと医療現場で行うことは、違いがあるということです。患者さんが望んでいたり、落ち着いていただいたりするために、可能な範囲で、その気持ちに寄り添った行為があるということ。救急外来で、多くの患者さんに接していて日々痛感しています。1年目は、そういった医療現場だからこその対応を学んだ気がします。
稲垣 患者さんに寄り添うことの大切さは、私も強く感じています。以前、がん末期の入院患者さんがいらして、何度もナースコールをされて、「苦しい」っておっしゃるんです。あるとき、「何度も呼んでごめんね。いつも来てくれてありがとう。感謝してるよ」と言われて…。残念ながら次の日にお亡くなりになりました。病室を訪れても、長い時間いたわけではないのですが、少しはお役に立ったような気がします。
これからどのようなプロフェッショナルを目指していきますか?
稲垣 もっと知識を身に付けて、患者さんのためになる行動を、自分から伝えることができる看護師になりたいと思っています。たとえ短い時間の中での関わりでも、必要な情報をきちんと見極めて、自分で対応できるようにキャリアを積んでいきたいですね。増田先生はいかがですか? もうご自分の専門を決めているんですか?
増田 僕は耳鼻咽喉科に進もうと決めています。一般的にはイメージが持ちにくい診療科かもしれませんが、小児の中耳炎はもちろん、メニエール病をはじめ内科的な管理が必要な病気、高齢者の難聴、CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)や頭頚部手術、がんなど多岐にわたる分野なんです。
稲垣 内科と外科の要素もあるし、対象年齢も幅広いですね。
増田 地域に根付き、少しでも患者さんの力になりたいですね。
稲垣 はい。私もそうしたプロフェッショナルを目指します!
増田 一緒に頑張りましょう!
2人のプロフィールを紹介します!
初期臨床研修医(2年目) 増田尚人(ますだ なおと)
愛知県刈谷市出身。人の役に立つ仕事をしたい。そう思い医師になろうと決めました。
新人看護師(2年目) 稲垣美咲(いながき みさき)
愛知県安城市出身。家族や知人に何かあったときに役に立てばと、この道を選びました。
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