【地域医療を支える新しい力】めざすは、患者さんが何でも相談できるプロ!
初期臨床研修医と看護師の対談企画。今回は、初期臨床研修医(1年目)の間瀬友香子(ませ ゆかこ)と、看護師(3年目)の鍋田百花(なべた ももか)をご紹介します。
当院で、間瀬先生は1年目、鍋田看護師は3年目。現在の状況や心境をお話しください。
鍋田 私は消化器・形成・脳神経外科の病棟で勤務しています。外科系病棟は、患者の皆さんが、お家に帰ってこれがやりたい、だからリハビリも頑張る!と、退院を目標に頑張っているんです。看護師は、その意欲を引き出すのが役割。成果が目に見えて解るときはうれしいですね。
間瀬 私は、医学部卒業後の初期臨床研修医1年目で、各診療科をローテーションして学んでいます。それと同時に救急外来でも勤務があります。特に救急外来では、患者さんを早く、間違いなく診察して、治療に繋げなくてはと、とても緊張しますね。判断に迷っていると、上級医が的確、且つ、丁寧に方向性を助言してくださり、とても感謝しています。
鍋田 先輩への感謝は私も同じです。1年目のときの先輩は、私自身が自分でしっかり考えて成長していけるように、全部ではなく、ちょっとしたヒントを与えてくださったんです。自分で考える大切さを、今になってとても強く感じています。
医師として、看護師として、これからはどんなプロをめざしていきますか?
間瀬 私は、患者さんに好かれる医師になりたいですね。診察の際、距離感があると患者さんも言いたいことが言えないと思います。コミュニケーションの壁がない関係がいいですね。
鍋田 患者さんとの関わり方やコミュニケーションの難しさは、私も感じたことがありましたね。そんなとき、私は看護師ですから、日常的なケアをしながらリラックスしてもらい、少しずつ話を引き出す努力をしてました。
間瀬 リラックスした状態なら、話も自然に生まれますね。
鍋田 患者さんには、少しでも不安な思いや疑問があったら、何でも話してもらいたいんです。医師や看護師同士で相談して、少しでも良い方向に向かうよう工夫していきますから。そのためにも、専門知識の深い看護師になっていきたいです。
間瀬 小さなこと、些細なことでも、実は病気や病状に深く関係することがあります。患者さんから遠慮することなく、何でも相談してもらえるプロ!これが理想ですね。
2人のプロフィールを紹介します!
初期臨床研修医(1年目) 間瀬友香子(ませ ゆかこ)
愛知県半田市出身。
中学生の頃、お世話になった医師に憧れ、この道に入りました。
専門領域として、美容的な意味も含めた皮膚科に、今は興味を持っています。
看護師(3年目) 鍋田百花(なべた ももか)
愛知県西尾市出身。
母が入院したとき、看護という仕事の素晴らしさを知りました。
ストーマ認定士の資格を取り、知識や技術の専門性を高めていきたいですね。
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