【未来を見つめて・ここから一歩!】医療に込める情熱と責任。互いに支え合い、患者さんに安心を届ける。

初期臨床研修医と臨床検査技師の対談企画。今回は、初期臨床研修医(2年目)の宮脇 潤と臨床検査技師(2年目)の高木 悠をご紹介します。
お二人はなぜ医療職を目指したのですか?
宮脇 子どもの頃は実は病院が苦手でしたが、小児科のクリニックに通っているうちに、そこの先生が患者さんに対してとても親身で、温かい人柄だったことに強く惹かれました。その先生のように患者さんを直接支える医師になりたいと思いました。姉が薬剤師だったので、医療職を身近に感じていたのも後押しになりました。
高木 私は高校時代、生物や化学が好きで、その知識を活かせる仕事として臨床検査技師を選びました。臨床検査技師は患者さんと直接接することは少ないですが、正確な検査結果を提供することで、診療を支える重要な役割を担っています。
宮脇 高木さんのお話で、臨床検査技師さんの責任の重さを再確認しました。普段、私たちは診療する側として結果だけを見ることが多いですが、その背景を知るとより感謝の気持ちが強くなりますね。
高木 ありがとうございます。私たちも普段は医師の皆さんがどのような判断をされているのかを直接見る機会が少ないため、具体的な現場のお話を伺うと、責任感がさらに増します。
異なる職種として協力することについて、どのように感じていますか?
宮脇 救急外来で患者さんに対応するとき、初期段階では診断が明確にできないケースもあります。そのようなときに臨床検査技師の方が迅速に正確な検査データを提供してくださるおかげで、次の処置や対応策を患者さんに的確に伝えることができます。連携は医療の質を高める上で非常に重要だと感じます。
高木 検査データが治療方針や診断の鍵となることも多いため、常に正確性とスピードの両立を意識して業務を行っています。職種間の連携と理解が深まることで、患者さんへ提供できる医療の質が高まっていると実感しています。
宮脇 私たちも患者さんへの対応がスムーズになります。やはり医療はチームで行うものだと、現場で日々実感しています。
高木 宮脇先生のお話を伺って、さらに自分たちの仕事がどれほど重要なのかを改めて認識できました。お互いの役割を理解し合い、より一層協力を深めていければと思います。
2人のプロフィールを紹介します!
初期臨床研修医(2年目)宮脇 潤(みやわき じゅん)
岐阜県岐阜市出身
金沢医科大学医学部卒業
【Message】
患者さんが抱える不安を丁寧に受け止め、次に何をすべきかを明確に伝えることを心掛けています。

臨床検査技師(2年目)高木 悠(たかぎ ゆう)
岐阜県岐阜市出身
京都大学医学部
人間健康科学科卒業
【Message】
患者さんと対面する機会が少ないですが、検査データが治療を支えていることを知ってもらえたら嬉しいです。

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