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〒500-8717 岐阜県岐阜市野一色4-6-1
TEL:058-246-1111
岐阜県総合医療センター

【未来を見つめて・ここから一歩!】専門性を活かすためにも、 患者さんの思いを傾聴し、受け止める。

臨床工学技士と新人看護師の対談企画。今回は、理学療法士(3年目)の伊藤 怜と新人看護師(1年目)の小林美沙季をご紹介します。

お二人が今の職業を選んだきっかけや、就職先として当センターを選んだ理由は何ですか?

伊藤 私は小学生の頃から水泳をしていて、身体や運動について携われる職業がいいなと、ずっと思っていました。そこで理学療法士という仕事を見つけたのですが、病気や障害に対して、リハビリテーションとして最初に関わるのが急性期です。当センターならさまざまな患者さんと関わることができ、自分のスキルアップにしっかりと繋がるのではと思いました。

小林 小学校6年生の運動会直前に腕を骨折し、落ち込んで涙が止まらなかった私を励まし、救ってくれたのが看護師さんでした。その出来事がきっかけで、看護師という職業をめざし大学に通い、実習で当センターに来ました。

伊藤 そこで、何か感じたのですね?

小林 はい。患者さんに接する先輩が、本当に親身になって援助していて。看護師とはこういう仕事なんだ、私もなりたい!と心から思いました。

伊藤 先輩は身近な存在だけに、いろいろな意味で大きな影響を受けますね。私も入職してから、患者さんへの対応で迷ったときなど、相談には真剣に乗ってくれる、自分の時間を削って一緒にリハビリをやってくれるなど、頼りになる存在です。

患者さんと接するとき、何を大事にしていますか?

小林 私が大事にしているのは、どんなに忙しくても患者さんの目を見て笑顔で接し、話すときに早口になりすぎないことです。忙しさが表情や態度に出てしまうと、患者さんが遠慮して何も言えなくなってしまうからです。

伊藤 私が心がけているのは、単にリハビリを行うのではなく、まず患者さんの家庭や社会的な背景を理解することです。そのためにお話を伺い、患者さんを知ったうえで、必要な理学療法をお一人ずつ丁寧に提供します。臨床では学校で学んだ知識だけでなく、多くのスキルが求められます。それを患者さんと向き合う中で蓄積していきたいと思います。

小林 患者さんの思いを傾聴する大切さは、私も実感してます。前向きな言葉が、時にはご本人の負担になることもありますから。

伊藤 異なる職種の者同士、お互いに情報交換をし、それぞれの専門性を活かして患者さんを支えていきたいですね。

2人のプロフィールを紹介します!

理学療法士(3年目)伊藤 怜(いとう れん)

岐阜県岐阜市出身
名古屋学院大学
リハビリテーション学部
理学療法学科卒業
総合リハビリテーション部

【Message】
全身の筋肉は、すぐに落ちてしまいます。体調に応じて少し歩く、運動習慣をつけるなど心がけてください。

看護師(1年目)小林美沙季(こばやし みさき)

愛知県江南市出身
岐阜県立看護大学卒業
看護部

【Message】
一番身近なところでサポートするのが看護師。心配なこと、解らないことがあったら何でもご相談ください。




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