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岐阜県総合医療センター

【未来を見つめて・ここから一歩!】命に直結する仕事。 責任感を持ち、医師を手助けする存在をめざす。

臨床工学技士と新人看護師の対談企画。今回は、臨床工学技士(3年目)の岡田優人と新人看護師(1年目)の中村彩夏をご紹介します。

岡田さんは臨床工学技士として、また、中村さんは看護師として、近況をお教えください。

中村 私は病棟勤務1年目の看護師で、小児循環器内科や小児心臓外科の患者さんを主に担当しています。

岡田 私は臨床工学技士として、人工呼吸器や人工心肺装置、血液浄化置などの生命維持装置の操作や、さまざまな検査・治療機器の操作および管理を担当しています。病室・病棟をはじめ、手術室・救命救急センター・人工透析室など、業務の場は多岐にわたっています。これまでの2年間、さまざまな現場で経験を積み学んできました。現在は3年目となり、不整脈部門を担当することになり、心電図に関する高度で複雑な知識の習得に全力を注いでいます。中村さんはどうですか?

中村 小児病棟で勤務しています。元々子どもと関わるのが好きで、自分から希望しました。看護師は、患者さんと関わる時間が長く、患者さんを疾患から看る、家族構成から見るなど、幅広い視点を持つことが必要です。1年目の私には難しいことが多々ありますが、先輩とコミュニケーションを密にし、どう関わっていけば良いかを、毎日考えながら仕事をしています。やさしい先輩が多く、何でも相談できとても助かっています。

お二人それぞれ、将来の目標をお聞かせください。

岡田 臨床工学技士は、例えばペースメーカーのように、命に直結する医療機器の設定もあり、大きな責任を負う仕事ですが、それだけにやりがいは充分にありますね。

中村 機器の機能や使用方法を、一番知っていなくてはいけない仕事ですね。私の病棟は、循環器系の集中治療を必要とする小児患者さんが多くいますが、薬ひとつで命に関わることもあります。そのためまずは疾患を正確に理解し、今この患者さんには何が必要なのか、薬がないとどうなるのかを考える。そこからご家族がどう考えていらっしゃるのかも考える。そして、お子さんから少しでも離れないように、そのお子さんに愛情を向けられるように努めています。岡田さんの目標は何ですか?

岡田 先輩たちは、医療機器の専門職として、状況に応じ医師に意見を言うことがあります。僕も将来的には、自信を持って自分の意見を伝え、医師の手助けができるようになりたいですね。

中村 その思い、私もわかります。先輩の看護師は、看護の視点から医師に提案できる方が多いです。私はまだが、いつかそんな看護師になっていきたいですね。

岡田 この病院の専門職として、頑張って歩んで行きましょう!

2人のプロフィールを紹介します!

看護師(1年目)中村彩夏(なかむら あやか)

石川県白山市出身
金城大学看護学部卒業
看護部

【Message】
先輩看護師と二人で複数の患者さんを受け持つ看護体制ですから、新人の私には心強いですね。

臨床工学技士(3年目)岡田優人(おかだ ゆうと)

岐阜県高山市出身
東海医療科学専門学校
臨床工学科卒業
臨床工学部 不整脈部門担当

【Message】
当センターには、臨床工学技士の仕事が幅広くあり、学んだことをフルに活かせる環境があります!




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