【未来を見つめて・ここから一歩!】主体は常に患者さん。 大切なのは患者さんの背景を見つめること。
新人看護師と新人管理栄養士の対談企画。今回は、看護師(1年目)の齋藤詩織と管理栄養士(2年目)の臼井 新をご紹介します。
それぞれの職種をめざしたきっかけ、当院への入職の動機をお教えください。
臼井 小学生のころ、母が妹の離乳食を、栄養価を考え頑張って作っていたんです。子どもながらに、栄養って人間にはとても大切なんだと思ったのがきっかけで、食に関わる仕事をしたいとずっと思っていました。高校生のとき、管理栄養士という職業があることを知り、この道をめざしました。
齋藤 めざすきっかけがしっかりとあって、すばらしいですね。私は、高校の先生に、よく笑うから看護師が向いてる、と言われて看護師をめざしました。
臼井 笑顔は看護師さんには大切ですよ。人に対するやさしさや思いやり、その背景にある責任感の強さを感じます。
齋藤 ありがとうございます。当院を選んだのはなぜですか?
臼井 患者さんに寄り添い、高度で質の高い医療提供をしていることに共感したことですね。病気について幅広く知識を学ぶには、とても良い環境だと思いました。齋藤さんは?
齋藤 学生時代の実習で、指導してくださる看護師さんがとてもやさしく、時間をかけ丁寧に教えてくださる方ばかりだったのです。雰囲気もよくて、ここで働きたいと思いました。
今、仕事をする上で何を実感していますか? また、仕事では何を大切にしていますか?
齋藤 患者さんとのコミュニケーションや、医療行為に関わる業務が、段々に増えてきました。当たり前の話ですが、責任の重さを日々実感しています。
臼井 私が実感するのは、各科の医師が、栄養の大切さ、栄養指導の必要性を認識してくれていることですね。この病院では、管理栄養士の立場が確立されているなと感じています。
齋藤 日々、どんなことを大切にしているのですか?
臼井 栄養指導の主体は患者さんであるという意識です。情報を伝えるだけではなく、患者さんが大事にしていることを中心にして、食でできることを一緒に考えるという姿勢ですね。
齋藤 患者さんが主体というのは、看護でも同じです。たとえ忙しくても、患者さんの声には耳を傾ける、患者さんが気持ちよく療養できるように、細かいところまで気を配る…。すべての医療スタッフに共通することですね。
臼井 そのとおりです! これからも、患者さんの背景を見つめて、一人ひとりに最適な医療を提供していきたいですね。
2人のプロフィールを紹介します!
管理栄養士(2年目)臼井 新 (うすい しん)
愛知県尾張旭市出身
愛知淑徳大学食健康科学部
健康栄養学科卒業
医療支援部門・栄養部
【Message】
入職3年目には栄養サポートチーム専門療法士の研修があり、今からとても楽しみです!
看護師(1年目)齋藤詩織 (さいとう しおり)
岐阜県岐阜市出身
岐阜県立看護大学
看護学部卒業
看護部
【Message】
患者さんの一番身近な存在として、いつも患者さんに寄り添った看護をしていきたいと思います。
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