【未来を見つめて・ここから一歩!】来年は僕たちが新人を教え、リードする立場に。
初期臨床研修医 と新人薬剤師の対談企画。今回は、初期臨床研修医(1年目)の土川拓巳と、新人薬剤師の長内大樹をご紹介します。
医療人として歩み始めて1年目。今はどんな仕事をしていますか。
長内 僕はNICUで新生児の薬の管理に携わっています。薬の投与量は体重や体の大きさ、週齢等で決まりますが、NICUには体重1kg以下の子や早産の子が多く、それだけ慎重に細心の注意を払って投与量などを確認するよう心がけています。
土川 NICUの配属は希望だったんですか?
長内 はい。学生時代に小児疾患の研究をした経験から、小児領域における薬学的なアプローチに興味を持ったので小児系を希望しました。
土川 この病院は赤ちゃんや子どもの患者さんが多いから、いい経験が積めますね。僕も小児科の外来を体験させていただきましたし、今はいろんな診療科をまわって、臨床経験を広げているところです。
長内 これまでで、どの診療科が印象に残っていますか。
土川 どこもすごいんですが、外科の手術は衝撃的でした。芸術のように美しい縫合や高度な腹腔鏡手術を見て、先生方の手技のすばらしさに感動しました。
先輩の指導はどのように行われていますか。
土川 救急外来では2年目の先生とペアになって教えてもらっています。救急患者さんが来院されると、身につけた知識を発揮できず、あたふたしてしまうんですが、2年目の先生はいつも的確な指示を出していて、とても勉強になります。
長内 僕も日々の基本業務は2年目、3年目の先輩方に教えてもらっています。ここは教育プログラムが充実していて指導してくださる方も知識が豊富で熱心だと思います。
土川 そうですね。少し上の指導医の先生からも貴重なお話が聞けますし、ありがたいなと感謝しています。
長内 チーム医療を通じて、多職種から学ぶ機会も多いですね。主治医の先生や看護師さんの話を聞いて、なぜこの薬が必要なのかと考えたり、治療の流れについて学んでいます。
土川 いずれにしても、僕たちも来年は、新人をリードしていく立場になるわけで、何だか責任を感じますね。
長内 本当に。もうあと半年もないですよね。僕も先輩方のようにしっかり教えられる存在になりたいと思います。
2人のプロフィールを紹介します!
初期研修医(1年目) 土川拓巳(つちかわたくみ)
岐阜県本巣市出身、島根大学医学部卒業
【Message】
患者さんの話をよく聞いて気持ちに共感できるような医師になりたいですね。
新人薬剤師(1年目) 長内大樹 (おさないだいき)
青森県青森市出身
岐阜薬科大学卒業
NICU(新生児集中治療室)
【Message】
小児領域のプロフェッショナルになることが目標です。
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