みよし市民病院
【地域医療を知ろう】ACP (人生会議)
まだ元気なうちに「自分らしい人生の終わり方」について話し合っておきませんか。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング:人生会議)は、人生の最終段階に、自分がどのような医療やケアを望むかを前もって考え、信頼する人たちと繰り返し話し合う取り組みです。
私たちは誰でも高齢になったり病気を患ったりすると、医療や介護サービスを受けることになります。そのとき、どんなサービスを受けるかは、本人の自己決定能力があることが前提ですが、年をとれば知力も衰え、認知機能も弱まります。認知症は80代の前半で人口の約20%、後半になると40%になるともいいます。そうなる前に、最期のときをどのように迎えるか、周囲の人々と話し合っておくことがとても大切です。
当院では認知症委員会が中心となってACPの取り組みを進めています。元気なうちに、自分らしい人生の終わり方を考えることは、これからの日々を悔いなく生きることに繋がります。ぜひ一度、ご家族で話し合ってみませんか。
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