Beyondキャンペーン
病院の〈知識〉を生活者の〈知恵〉へ
【LINKED plus 病院を知ろう】家に帰りたい-。その願いを叶えるために。
患者さんとご家族の思いを第一に、入院中から退院後の生活まで支えていく。
余命の限られた日々を多職種で精一杯支える。
今春、みよし市民病院に90代の男性患者(Aさん)が高度急性期病院から転院してきた。Aさんはもともと妻を介護しながら元気に暮らしていたが、感染症にかかったことから持病が悪化。高度急性期病院で一命を取り留めたものの、ご飯が食べられなくなり、点滴で栄養を補給。余命は限られていると思われた。
病棟では医師や看護師、リハビリテーションスタッフ、管理栄養士などが集まり、Aさんの入院生活について話し合った。言語聴覚士はAさんの嚥下機能を評価し、食事再開の可能性を模索。管理栄養士はAさんの好きな食べ物を少しでも口にできないか検討を開始した。理学療法士は日中どういう姿勢で過ごせば苦痛がないかを考え、病棟看護師に伝えた。全員がAさんの入院生活をより良くするために知恵を絞った。
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